息子の成績表

 

 息子は1年生の1学期の成績表に評価がついた以降は現在に至るまで、
学習状況の評価は白紙です。


 それは、例え評価をつけたとしても、最低の評価になってしまう為、
かえって息子を傷つけてしまうのではないかという学校側の配慮でした。 
当初、気に留めていなかった息子も姉の成績表を見たり、友達の成績表を見たりで、
どうやら
自分だけ評価の欄が白紙だという事に気付いてきました。

 私はそれに対して、
『Yは、試験を受けるときに自分で問題が読めないでしょ?試験は全部
自分の力でやらないと他のお友達と平等に評価がつけられないんだよ』
と言い聞かせてきました。
 しかし、担任の先生方も学習評価欄は白紙ですが、
その他の所見、活動のようすなどの欄には出来るだけ息子の良い部分を見つけ、
記入して下さいました。


 
私はそれを読み、頑張ったね。と褒め、抱きしめます。
息子は少し恥ずかしそうにモジモジしながらも、その状況を理解、納得している様子です。


 以下は成績表に記されてあった、息子の生活評価です。


1学年/1学期(平成14年度)

行動のようす

 1学期前半は、一人で好きな電車遊びをしたり、水遊びに夢中になってりしていましたが、
この頃は友だちと遊ぶ楽しさが分かってきたようです。
 授業中に友だちに話しかけたり、授業のじゃまをしたりするようになり、
トラブルの発生が多くなりました。
 学習の準備やそうじは依然として取り組めない状態が続いています。


1学年/2学期

所  見

 授業中は相変わらず着席することができずに、友達のところへ行ったり、
廊下に出たりの状態です。
 先生方の協力を得て、個別指導を取り入れることができるようになりました。
落ち着いて学習してきた時の平仮名は見違えるようです。
 算数はブロックや指を使いながら解答することができます。
 他の教科は興味を示したとき、タイミング良く対応するようにしています。
 生活科の学習では、昆虫や迷路作りなど、友達に刺激されて好きになったり、
手伝ったりしている様子が見られました。
 音楽は、けんばんハーモニカに興味を持ち、いろいろな音を出してみて聞き入っていました。
 体育も着替えを手伝ってやると、いやがらずに参加できるようになりました。
なわ跳びで初めて前回りが跳べた時には感激していましたが、今は興味がうすれ、
体育の時間にも持ってこなくなりました。
 図工は、友達が制作を始めると興味をそそがれ、材料を選び、作品を完成させる
ことが多く見られました。
 少人数の環境で、ほめられ、励まされての授業が良い結果をうみ出しています。

特別活動のようす

 整頓係りは活動せず。
 運動会の旗作りでは、興味を示し、根気良く楽しい旗を完成させることができました。

行動のようす

 友達と遊べることが、今は一番楽しいようです。
休み時間は外で鬼ごっこをしたり、アスレチックで遊んでいたりしていますが、
自分の思うようにならないと遊びのルールを守らないため、トラブルの発生が多くなりました。
 学習用具の整頓は、少し手伝って声かけをしてやるとできますが、
自分からやろうとする様子は見られません。
 日直、給食当番、清掃も友達に頼っている状態です。


1学年/3学期(平成15年度)

所  見

 授業中、気が向けば、他の友だちのやるのを見て、自分から取りかかることがあります。
とくに興味のあるものには、すばらしい集中力を発揮し、子どもたちも感心していました。
 国語の学習では、音読に意欲をもって取り組んでいました。
平仮名はわからないと自分で調べて書いていました。
 算数では、100までの数を10のたばにして、数えようと努力できました。
計算では、繰り下がりに注意して計算できるようになってきました。
 生活科の催し物の合奏の練習には、何度か参加できました。
けんばんハーモニカに関心を持っていますが、
みんなと合わせて合奏するまでにはいたりませんでした。
 体育のマラソンや縄跳びに関心を示しましたが、興味を持続することは、むずかしかったです。
集中できる時間が少しずつ長くなってきましたが、個人指導に頼るところが大きいです。

特別活動のようす

 花係
 マラソン大会の練習には、ときどき友だちと参加していましたが、
当日は参加することができませんでした。
 卒業生に送るペンダントは手伝ってもらって、どうにか折りました。
お手紙は自分の力で書きあげました。

行動のようす

 教室以外に出かける場所は、ほぼ固定してきました。
友だちとの遊びのルールも理解がすすんだのか、
前ほど、けがをさせてしまうようなことがなくなりました。
 ほめて、認めることが何よりも良い結果をうみ出し、そんな時には、
クラスの子どもたちも認め、ほめてくれます。

出欠席のようす

 授業日数  200日
 出停・忌引き等 0日
 欠席日数   11日
 出席日数  189日


 以上が1学年の時の評価でした。
今思い出しても本当に波乱の1年でした。


 当時学校始まって以来の『多動児』だと言われた息子への対応は
担任の先生が一人で背負い込む形になり、体調を壊された事もあると思います。
 成績表にもそんな担任の先生の苦労の様子が書かれています。

 正直、私も読み返すのが辛かったのですが、
ここから息子の学校生活、そして私の戦いも始まりました。

 私と息子の原点でもありますので、敢えて掲載致しました。

2学年/1学期(平成15年度)


所  見

 国語の漢字ドリルの学習をしたり、活動したことを簡単な文に書いたり、
教科書の文を音読したりしました。
読書は大好きなようです。
 算数のたし算、ひき算の筆算の活動になれたり、
ブロックを使っての大きな数を数えたりしました。
 音楽では、みんなの音に合わせてリズム打ちができました。
 ペットボトルの浮きしずみを楽しみ、ホットボンドを使って、船を作りました。
 ジャングルジム、鉄棒などの固定施設での活動や、
「どろけい」「ドッチボール」などのゲーム活動も楽しめました。

特別活動のようす

 日直の時は、はっきりした声で、進行をしたり、
発言する児童を指したり、よくできました。
 グループの話し合いは、苦手ですが、まちたんけんなどのグループ活動では、
みんなといっしょに活動することができました。

行動のようす

 やごや、かぶと虫を観察したり、かぼちゃを切り、いためたり、
などの体験的活動には興味を持って取り組み、活動の持続もしました。
 登校直後の身仕度、身辺整理などは、何度も仕方を伝えながら、
習慣化できるように助言しました。


2学年/2学期


所  見

 体験的、具体的操作活動に対して、興味を持ち、前向きに学習し、
友人にも認めてもらえる場面が多く出てきました。
 「お手紙」のペープサートの時、かたつむり君になり、小さく人形を作り、
自分の出番のせりふをはっきり言って楽しむことができました。
 かけ算は、図を見ながら立式を考えることができました。
九九表を見ながら、30マス計算に取り組みました。
 畑でさつまいも掘りをした後、土をやわらかくして種をまき、
大根の様子を観察したり、バッタ、カマキリなどの虫をつかまえたりしました。
 どんぐりごまや人形を作ったり、道具の扱いにもなれてきました
 まとあてドッチボールでは、コーンめがけてじょうずに投げました。

特別活動のようす

 生き物係りとして、かにやバッタなどの世話を工夫しながらやりました。
 給食当番の仕事を自覚し、身支度もして、しっかりとできるようになりました。
 国際理解教室では、興味を持って参加し、その場に座っていることができました。

行動のようす

 指示に対して、素直に受け入れ、学習の準備や片づけ、着替えなどできる時が多くなりました。
 催し物の活動の時、教室がいろいろ変わっても、レストランの仕事を最後まで
がんばることががんばることができました。


2学年/3学期


所  見

 「スーホーの白い馬」をテープに録音し、みんなにも聞いてもらい、
音読の楽しみを感じました。
 文を写したり、なぞり書きしたりしました。
漢字やカタカナの練習をしました。
 百の位までのたし算、ひき算は、操作活動が速くなりました。
かけ算九九は、一覧表を見て、練習しています。
三角形、四角形は、色板をならべ、形や用語を理解しました。
 たこ作りは、絵を描き、セロテープで竹ひごをとめたり、糸を結んだりして作り、
一生懸命走り、高く揚げていました。
 「子ぐまの2月」をみんなと歌いました。
木琴やトライアングルなどのリズム打ちを楽しみました。
 版画で「レックーザ」を切り印刷したり、紙粘土で「おなじない人形」を作ったり、
ポケモン人形を作ったり、集中して作業を行いました。
 サッカーでは、キーパーを好み、来たボールをとり、けり返していました。

活動のようす

 朝会やジョンソン先生のお別れ集会など、みんなが整列する場へは、
言われなくとも出ることができました。
 マラソン大会や仮装大会では、自分の番になるまで、
友人といっしょに座って待つことができました。
 マラソン大会では、自己最高の5周を走り続けました。

行動のようす

 まだ学校生活のリズムに自分の感情を合わせることは難しいですが、一日の中で、
どこで、何を学習するのか、自分で目あてを持って取り組み、達成状況を自己評価でき、
生活を意識化したいと思います。
 仮装大会の準備では、やりたい「カイオウガ」を決めると素早くダンボールを切り、
ペンキに色を塗り、友達に見せ、喜んでいました。

出欠席のようす

 授業日数  202日
 出停・忌引き等 0日
 欠席日数    9日
 出席日数  193日


 2年生から4年生の現在まで、同じ先生が担任を受け持って下さっています。
息子との相性も良いようで、1年生の頃と比べると、
友達同士のトラブル等がだいぶ減ったように思います。


 そして、成績表にも『出来た事』『頑張った事』をたくさん書いて頂き、
息子に対し、どうやったら『頑張る事ができるのか』をいつも考えて下さり、
工夫を凝らして息子と真正面から向き合って下さっています。

 この先生との出会いは、息子はもちろんの事、私にとってもとても大きな救いになりました。

3学年/前 期(平成16年度)

所  見

 教室の学習への参加や、他の先生の指示を受け入れるなど学習姿勢に前進がみられました。
詩の学習では、みんなの前で、大きな声で、はっきりと音読ができました
遠足や運動会について、思い出しながら、文をなぞり書きました。
 くり上がりのたし算、くり下がりのひき算の活動が正確で速くなってきました。
かけ算九九の暗唱は、1〜6の段までできてきました。
おはじきなどを操作して簡単なわり算の意味を理解し、問題を解くことができました。
四角形では、直角を合わせる操作が速く、他の児童にも教えていました。
 「金槌トントン」では創りたい恐竜に興味を示し、鋸で木を三角や四角形に切り、釘を打ちつけ、
最後まで粘り強く取り組みました。
絵の具での表現は、途中から水入れの中での色遊びになりがちですが、みんなの作品の仕上がりを見て、自分から「ぬる」と言って、再び挑戦しました。
 ルールを理解しながら、ティーベースボールを楽しみました。

総合的な学習の時間のようす

 梅の実をたくさん採り、きれいに洗い、ジュースにする活動を喜んでしました。
 国際理解教室ではメキシコの遊びや食べものについて、ゲームをしながら、楽しく遊びました。
 遠足の学習の時、「白くま」について興味を持ち、みんなに発表することができました。

特別活動のようす

 集会係として、友達から声をかけてもらい、進行など、楽しみながら役割を果たしました。
 給食当番や清掃当番の活動も少しずつ参加してきました。

行動のようす

 学級編成時の不安も解消し、教室と「基地」、他のクラスへと使いわけながら生活しています。
 自分で自信を持って活動できることも多くなり、みんなからも「すご〜い」とほめられたりしました。
 友達が困っている時、「どうしたの?」とやさしく声かけした場面もみられました。


3学年/後 期(平成16年度)

所  見

 生活上の注意に対して受け入れる力は育ってきているが、学習上の姿勢については、
学習活動内容の難しさもあり、むらがある。
学習室での静かな環境での学習は受け入れつつある。二人での学習も成立してきた。
 数量的学習は受け入れることが多いが、漢字など、文字を書く学習は抵抗が大きいようだ。
 九九も、5の段までは、ほぼ正確になり、
2桁×2桁のくり上がりのあるかけ算もできるようになってきた。
 社会では、昔の物に対する興味を示したが、その絵や感想については、とりかかりにくかった。
 豆電球を使っての回路づくりや、磁石を使っての性質を理解する活動は、積極的であり、
他の児童に教え回るほどであった。
 習字の毛筆の活動は、準備から片づけまで自分でやりとげました。
 一日に一回ぐらい座っての学習ができました。もう少し回数を増やしましょう。

総合的な学習の時間のようす

 催し物の取り組みでは、「ちいちゃんのかげおくり」の音読の学習を生かし、劇化し、
さらに音楽も取り入れる中で、総合的な活動をしました。
ナレーターの声の役をしたり、お兄ちゃんの演技をしたり、スポットライトの声の光の色を変えたり、
声をかけられながらも、懸命にがんばりました。

特別活動のようす

 日直の進行係りとしての仕事は、元気にできました。
 仮装大会では、バックの山や木の色ぬりをしたり、山の噴火のテープをゆっくりひっぱったり、
全体の様子を気づかいながら、活動しました。

出欠席のようす

 授業日数  199日
 出停・忌引き等 0日
 欠席日数   10日
 出席日数  189日


 これが3年生までの生活評価です。
『成績表』には小さな字で、本当に息子の生活の様子を事細かく書いて下さっています。
そして、その評価を息子に読んで聞かせると、本当に嬉しそうな顔をします。

『頑張ったね』と私が言うと、例のごとく『じゃあいい子いい子して』と息子は言います。
 欠席がだいたい年間10日前後あるのは、必ず冬に風邪をひき、1週間近く熱と咳が治まらず、
続けて休む事が多い為です。(インフルエンザではないので、出席停止扱いにはならないのです)
 
息子の毎日は本当に色々あると思います。
少しずつ成長して来てはいますが、それ故に自分と他者との違いに気づいたりして、
劣等感を抱くことも多いと思います。


 しかし息子は学校に行くことを嫌がりません。そして友達と遊ぶ事が何より好きです。
そして何より先生や友達に理解してもらい、受け止めてもらえる環境に居る事は
本当に幸せな事だと思います。


4学年/前 期(平成17年度)

所  見

 簡単なわり算や小数のたし算・ひき算を解くことができました。
くり上がり、くり下がりの足し算、ひき算も正確に解くことができました。
 ごみ焼却工場を見学し、ごみピットのごみの多さやクレーンの大きさに驚いていました。
乾電池に豆電球やモーターなどをつないでの実験や空気や水を閉じこめての実験は
興味を持ち、楽しみながらできました。漢字や音読練習をよくがんばりました。

総合的な学習の時間のようす

 国際理解教室では、シンガポールの文化や自然について興味を持って聞き、
あいさつを英語でしていました。
 体験学習に向け、体験学習場の海の魚について色ぬりをして、水族館にしようとしていました。

特別活動のようす

 科学クラブに入り、スライムを作ったり、話を聞いてしっかり参加できました。
体験学習ではレク係りになり、座って話し合いに参加することができました。
 給食当番の仕事は、みんなの先頭になって行き、がんばりました。

行動のようす

 声をかけると、しなければいけないことに気づき、学習の場へもどることが多くなりました。
運動会のダンスの練習は、2時間続きの場合も、その場にいて、4人組の共同での活動を
がんばりました。




4学年/後 期(平成18年度)

所  見

 「ごんぎつね」お学習では「ごん」の人形を作り、
自分の出番を意識しながら音読もし、人形を動かしていました。

 音楽の時、リズム打ちには参加することができました。
まだ少しですが、歌も口ずさむことがでてきました。

 タグラグビーでは「しっぽ」をじょうずに取ったり、
サッカーではしっかりとボールをけったりして、ゲームを楽しめるようになってきました。

総合的な学習の時間のようす

 いきいきデーでは、理科の学習を生かし、「生き物博物館」のコーナーで取り組みました。
季節に合った生き物の絵や紙粘土での生き物を作り、
看板作りなど声をかけられながら活動を楽しみました。
 2/1成人式メモリーコンサートでは練習からしっかり参加することができました。
クラス合奏の「キャプテンキッド」の時、ウッドブロックを、友だちと協力して練習し、
しっかり演奏することができました。


特別活動のようす

 音楽集会(全校)や朝会など、全校の集団の中で、
自分のいる位置を自覚して、その場に居ることができるようになってきました。
 「なんでもバスケット」や「Sけん」など学級の集会活動では動きを理解し、
みんなと楽しく活動しました。


行動のようす

 仮装大会の妖怪では、自分の役を決められず、
友達の包帯巻きを手伝ったりして楽しく参加しました。
 給食も目あてを持って食べることが多くなってきました。


出欠席のようす

 授業日数   199日
 出停・忌引き等 6日(インフルエンザ)
 欠席日数      5日
 出席日数   188日



 これが4年生の様子です。
徐々にですが、集団行動や、集会などの集まりに参加する姿勢が
見られるようになってきました。

 上履きは4年生の後半にはちゃんと履きかえる事が習慣化されましたが、
体操着に関しては、まだ着替えない時もあるようです。
 それでも元気な様子で学校に通い、放課後には友だちと仲良く遊び、
その中で色々学び
他人に対して気を使う人の気持を理解しようとする成長が感じられました。

 勉強に関しては、学校で週に数回個別で指導して頂いたり、塾に体験入学して学んだり
していますが、本人がまだやる気が起きず、書字に関しては本当に苦痛な様子です。
 また、文章を読んで問題に答えるテストも、問題文が長いと最後まで読まずに答えたり、
投げ出してしまったりと、
まだまだ読み書きに関しては時間がかかりそうです。




5学年/前 期(平成18年度)

 前期も終わりの頃、担任の先生から成績表についての相談がありました。
それは成績表の評価をつけるべきか、つけないべきかとの事でした。

 先生のお話しだと評価をつけても、私が悲しむ評価になるとのお気遣いでしたが、
今まで息子の成績表をハッキリとした形で見た事がなかったので、
最低評価を覚悟の上、先生に成績の評価記載をお願いしました。
 息子に対しても、先生に成績の評価をお願いした事を伝え、
しっかりと学校での評価を知るように伝えました。

 
以下が学校の勉強における5年生前期の息子の学習評価です。

国 語

国語への感心・意欲・態度・・・

話す・聞く能力・・・

書く能力・・・

読む能力・・・

言語についての知識・理解・技能・・・
国語総合評価 

社 会

社会的事象への関心・意欲・態度・・・

社会的な思考・判断・・・

観察・資料活用の技能・表現・・・

社会的事象についての知識・理解・・・

社会総合評価 

算 数

算数への関心・意欲・態度・・・

数学的な考え方・・・

数量や図形についての表現・処理・・・

数量や図形についての知識・理解・・・

算数総合評価 

理 科

自然事象への関心・意欲・態度・・・

科学的な思考・・・

観察・実験技能・表現・・・

自然事象についての知識・理解・・・

理科総合評価 

音 楽

音楽への関心・意欲・態度・・・

音楽的な感受や表現の工夫・・・

表現の技能・・・

鑑賞の能力・・・

音楽総合評価 

図画工作

造形への関心・意欲・態度・・・
発想や構想の能力・・・

創造的な技能・・・

鑑賞の能力・・・

図画工作総合評価 

家 庭

家庭生活への関心・意欲・態度・・・

生活を創意工夫する能力・・・

生活の技能・・・

家庭生活についての知識・理解・・・

家庭総合評価 

体 育

運動や健康・安全への関心・意欲・態度・・・

運動や健康・安全についての思考・判断・・・

運動技能・・・

健康・安全についての知識・理解・・・

体育総合評価 

 上記が学習についての評価でした。
 想像通りの評価で、逆に初めてハッキリした評価を目の当たりにする事で、
今後の課題や、やるべき事、そして次回は少しでも評価が上がる事を目標に
頑張っていこうと思うことが出来ました。

 そして、
『家庭』に対する評価が唯一平均値だった事に驚きました。
これは父が色々な場所へ連れて行ったり見せたり、色々な工夫や興味を引き出した
結果
だと思い、
これは将来的に貴重な勉強になったと父に感謝しました。

 
以下はその他の評価です。

所  見

 
国語、社会、算数、理科は家庭でよく学習しているようで、これからも努力を望む
ところです。字を書く力をつけたいです。音楽では階名プリントを自分の力でドレミを
考えて書きました。『めざせ、ローラーの達人』の絵はすてきにしあがりました。
玉止めや玉結び、並縫いが上手にできました。組体操は協力してしっかりできました。

総合的な学習の時間のようす

 米作り体験では楽しみながら稲の苗をうえて、生長を観察することができました。
国際理解教室では楽しくタイの言葉や文化にふれることができました。


特別活動のようす

 生き物係のお手伝いをしました。図書委員会に所属し、
本の整理を責任をもってやりました。読みきかせをがんばりました。
自然活動クラブに入り、いろいろなことにいつも楽しそうに取り組めました。

行動のようす

 朝会等、学年や学校全体でとりくむ式など、落ち着いた行動がとれています。
黒板の字を写す作業もすこしずつできています。
身辺整理が今以上にできるようになってほしいです。(10/6)


 上記がやっと評価がついた息子の成績表でした。
欠席日数は4月に1日と、学校に行く事には抵抗は示しませんでした。
 ただ、やはり学ぼうとする努力がまだ実らず、
文章の理解に大きな躓きが見られ、
それが故に
各教科にも影響を及ぼしていると感じました。
 ディスレクシアの最大の特徴
『読み・書き困難』これをいかにして今後克服し、
成長に結び付けていけるのか、
本人の努力はもちろん、
学校側にも理解、協力、援助を求めて行きたいと思います。






5学年/後 期(平成19年度)

 相変わらず集中力に欠ける息子。
それでもわずかですが成績は上がりました。
 息子は成績表には全く無頓着。成績表だけが全てではありませんが
成長の証として残していきたいと思います。

国 語

国語への感心・意欲・態度・・・

話す・聞く能力・・・

書く能力・・・

読む能力・・・

言語についての知識・理解・技能・・・
国語総合評価 

社 会

社会的事象への関心・意欲・態度・・・

社会的な思考・判断・・・

観察・資料活用の技能・表現・・・

社会的事象についての知識・理解・・・

社会総合評価 

算 数

算数への関心・意欲・態度・・・

数学的な考え方・・・

数量や図形についての表現・処理・・・

数量や図形についての知識・理解・・・

算数総合評価 

理 科

自然事象への関心・意欲・態度・・・

科学的な思考・・・

観察・実験技能・表現・・・

自然事象についての知識・理解・・・

理科総合評価 

音 楽

音楽への関心・意欲・態度・・・

音楽的な感受や表現の工夫・・・

表現の技能・・・

鑑賞の能力・・・

音楽総合評価 

図画工作

造形への関心・意欲・態度・・・
発想や構想の能力・・・

創造的な技能・・・

鑑賞の能力・・・

図画工作総合評価 

家 庭

家庭生活への関心・意欲・態度・・・

生活を創意工夫する能力・・・

生活の技能・・・

家庭生活についての知識・理解・・・

家庭総合評価 

体 育

運動や健康・安全への関心・意欲・態度・・・

運動や健康・安全についての思考・判断・・・

運動技能・・・

健康・安全についての知識・理解・・・

体育総合評価 

 上記が学習についての評価でした。
 CからBに上がった教科は社会』『図画工作』『体育と、
学習より、創造、運動の分野での評価が上がりました。
それはちゃんとそれらの
学習に参加をした証拠でもあり、私としては嬉しい結果でした。
 主要教科についてはまだまだ問題が山積みですが
『書字・読字障害』である
ディスレクシアの特性をもっと理解し、乗り越えていかなければいけないと
痛切に感じました。

また、テストの方法など
学校にも是非理解と協力をお願いしたいと思っています。

 
以下はその他の評価です。

所  見

 
国語の音読の力はのびています。字を書く努力をのぞみます。
社会は内容を理解できていることが多かったように思います。字で答えること、がんばってください。
理科はてこの実験、しょうとつの実験など興味深く、とりくんでいました。
音楽のおはやし作りではリズムを考えて綿太鼓を打つことができました。
図工はビー球めいろなど、とても意欲的に創作していました。
家庭科ではランチョンマットを関心をもってつくることができました。
サッカー、楽しくがんばれました。

総合的な学習の時間のようす

 体験学習では協力して、カッターやカヤックを上手に動かすことができました。
グループで自分の役割をきちんと果たすことができました。


特別活動のようす

 生き物係りになり、メダカの水そうの水をきれいにすることができた。
図書委員会では本の整理、読みきかせの仕事をがんばって行った。
自然活動クラブでは、楽しく協力的しあって活動ができた。

行動のようす

 サッカーの朝練習、テストのプリントの家庭学習、よくがんばったね。
これからも自分のできる力を見せるように努力してください。(3/23)


出欠席のようす

 授業日数   201日
 出停・忌引き等 0日
 欠席日数      1日
 出席日数   200日



 以上が5年生後期の評価でした。
勉強以上に頑張って1年間を通えた事、
(欠席1日は検査の為の欠席でした)
が本当に嬉しかったです。
 
出来ない事が多く、理解されない事も多く、
息子の学校生活は
決して楽しいことばかりではありません。

 そんな中でも不登校を起こさず、毎年学期末には風邪をひき、欠席してしまう事が
多かったのですが、
最後まで頑張って登校した息子の姿を何より誇りに思います。
 これからも頑張れた事、頑張れる事を忘れずに、
励みにしてゆっくりと成長して欲しいと思います。






6学年/前 期(平成19年度)

 いよいよ小学校生活も残すことあと1年になりました。
この1年間は小学校生活の締めくくりと、
中学生活に向けての重要な時期になると思います。
 
『一緒に頑張ろう!』としか言えませんが、今までの総決算として
悔いの無い、有終の美を迎えたいと願っています。
v(^^)v

国 語

国語への感心・意欲・態度・・・

話す・聞く能力・・・

書く能力・・・

読む能力・・・

言語についての知識・理解・技能・・・
国語総合評価 

社 会

社会的事象への関心・意欲・態度・・・

社会的な思考・判断・・・

観察・資料活用の技能・表現・・・

社会的事象についての知識・理解・・・

社会総合評価 

算 数

算数への関心・意欲・態度・・・

数学的な考え方・・・

数量や図形についての表現・処理・・・

数量や図形についての知識・理解・・・

算数総合評価 

理 科

自然事象への関心・意欲・態度・・・

科学的な思考・・・

観察・実験技能・表現・・・

自然事象についての知識・理解・・・

理科総合評価 

音 楽

音楽への関心・意欲・態度・・・

音楽的な感受や表現の工夫・・・

表現の技能・・・

鑑賞の能力・・・

音楽総合評価 

図画工作

造形への関心・意欲・態度・・・
発想や構想の能力・・・

創造的な技能・・・

鑑賞の能力・・・

図画工作総合評価 

家 庭

家庭生活への関心・意欲・態度・・・

生活を創意工夫する能力・・・

生活の技能・・・

家庭生活についての知識・理解・・・

家庭総合評価 

体 育

運動や健康・安全への関心・意欲・態度・・・

運動や健康・安全についての思考・判断・・・

運動技能・・・

健康・安全についての知識・理解・・・

体育総合評価 

 上記が学習についての評価でした。
相変わらずBとCが半分ずつですが、
息子の頑張った結果だと素直に嬉しく思います。
^^
 成績表が白紙だった低学年の頃。空欄をぼ〜っと見つめていました。
まるで息子が存在していない。そんな気持ちにもなりました。
 もちろん学校側の配慮で、全てが最低評価になった時の、
息子の気持ちと私の気持ちを第一に考えて下さった事だと解っています。
 今、息子の成績表を見ながら、そんな事もあったな〜と、
しみじみと思います。
 
息子の成績表は息子と私の軌跡です。
成績表が全てではありませんが、白紙だった評価からこうして
評価をつけて頂くに至った事は、
正しく成長の証だと思っています。

 
以下はその他の評価です。

学習のようす・所見

 
学習中、できないと感じたことでも、やってみたらできたということがたくさん
見られました。どの学習でも、まず準備を整え取り組んでみようとする気持ちを
大切にできるよう継続して支援しています。国語の学級討論会をしようでは、
主張したいことを根拠をもって聞き手にはっきりと説明することができました。
算数の平均の学習では、平均の求め方を理解し、正しく計算することが
できました。家庭科のいためる学習では、友達と道具を譲り合ったり協力して
調理実習を行いました。

総合的な学習の時間のようす

 スピーチコンテストに向け、国際平和のために、今自分にできることという
テーマのもと、森林伐採という自分の視点をもち、知っていることをもとに、
自分に何ができるのかを考えました。聞いている人が理解しやすく説得力のある
スピーチにするために、ゆっくりと大きな声でスピーチすることができました。


特別活動のようす・事実及び所見

○スポーツ会社
徐々に友だちに教えてもらいながら用具の準備ができるようになってきました。
○図書委員会
6年生らしい話の聞き方です。運動会では責任をもって仕事に取り組みました。
○手品クラブ
自分で用意した物で手品を練習し、楽しみました。
4年生、5年生も誘って、より楽しい時間になるように後期も期待しています。

行動のようす・所見

 おもしろいことを探して楽しく生活しようとする気持ちをもっています。
 交友関係が広がる中で、まわりの友だちからの優しい言葉かけが見られ、
受け入れられている様子が伝わってきます。友だちのがんばりを認め、
すごいねと素直に声をかけるYさんの姿勢が穏やかな関係作りに
つながっています。


 以上が6年生の前期の評価でした。
少しずつですが、
出来る事(頑張る事)が増えていっているように感じます。
 また、
お友だちの理解と受け入れにより、学校生活が息子にとって
学習の場以上に対人関係を学ぶ場になり、
大きな成長に結びつきました。
 そして、何より
担任の先生、個別支援の先生等に支えられ、助けられ、
成長して行く姿に深く感謝の念を覚えました。
 
あと半年。
後悔の無い小学校生活を送り、笑顔で卒業式を迎えたいと思います。
^^