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≪ 市長への手紙 ≫  〜2回目〜


・自分の住所
・自分の名前・歳・電話番号・携帯番号
・自分のメールアドレス

 2度目のお手紙を書かせて頂きます。
お忙しいこととは思いますが、是非、教育の現状と、
こういう福祉の手が未だ届かない子供達がいることを知って頂きたいと、
また、私自身、過去を振り返り、まだ自分でできることはないかと考えていきたいと
思っております。

 息子は小学1年生の男の子です。平成14年にADHDとの診断を受けております。
今日に至るまでの経緯は前回お手紙に書かせて頂きましたが、
詳しい経緯を是非知って頂きたいと、
再度お手紙を送らせて頂きます。

【詳しい内容は息子のことについてを羅列しました】

 平成14年を振り返ると本当に様々なことがありました。
学校との連絡帳のやり取りはほとんど毎日で、
先生も忙しい時間をさいて毎日の行動を伝えてくださいました。

 また、最も力になってください、励ましてくださったのが学童の先生方でした。
学童のノートには「がんばってください」の文字がたくさん出てきます。
やはり初めて多動児に接する学童の先生方は私に「どんなことでもいいから教えてくださいね」と
暖かい声をかけてくださいました。そして自ら進んで勉強の場に出席してくださいました。
私自身もネットの情報を頼りに様々な勉強を重ねて参りました。

 ●●市以外の同じ悩みを持つお母さん方とも交流を持つことが出来ました。
周りに公表していない私にとって、数少ない理解者の方たちです。
 このまま何とか普通にクラスに溶け込んで欲しいと毎日願いながら過ごして参りました。
しかし、前回のお手紙でお伝えしたように周囲の不安は私の知らないうちにとても大きくなって
しまっていました。

 今、周囲の父母から求められているのは息子についての説明です。
しかしながら説明をして理解を求めても、協力を求めることはできません。

皆さんが様々な思いで1・2学期を過ごして来ました。
そうして3学期を目前にして不安が抑えられなくなってしまったのです。
それは私も同じです。何とか全児童が安心して学べる環境を作って頂きたいと、
その為には何ができるかと日々考えて参りました。

 市長にはそれができる力があると思います。
 多動児は30人に一人の割合でいると言われています。
しかしながら症状は様々なので見過ごされている多動児も多いのではいでしょうか。
落ちつきがないだけが多動児ではありません。
がんばっているのに集中力が続かない、忘れ物をしてしまう。そうしてそのことを周囲から
非難され、劣等感をつのらせていく。そんな隠れた多動児も多いのではないでしょうか。
ただ、叱りつけ、励ますだけではその子の個性・能力を潰してしまう恐れがあります。
集団の中ではどうしても力を発揮できない子供達もいるのです。

 市長にお願いします。
●●市内の公立小学校に『情緒障害児学級』と『専任講師』を要請があればすぐに
設置・派遣できる制度を●●市に作ってください。
学校制度をもっとわかりやすくしてください。
1年近く子供のことで、悩み、苦しみ、もがきながら過ごして参りました。

 死んでしまいたいと、死んだ方が楽だと思ったこともあります。
毎晩寝ている子供の頭をさすって、障害がなくなるように祈るような気持ちで過ごしてきました。
いっそのこと周りに公表して助けて欲しいと思ったことも多々あります。
しかしながら何の解決策も提示しないで助けて欲しいと言うのはあまりにも無責任だと
自分を戒めて参りました。

 公表することにより、気持ちは楽になったとしても現状を変える力を私は持っていません。 
ただ、自分の苦しみをクラスの父母にも背負わせてしまうだけではないのかと思って参りました。
 そうして何よりこの苦しみをこれから多動児を抱えて生きる人達には味あわせたくはないと
心より願っています。
自分が経験してきたことを必ず生かし、新たな教育制度の改革を市長に是非お願いしたいと
思います。

 一緒に考えて下さい。道を示してください。
必ず今後必要な制度になると思っております。
●●市が全国に先駆けて実施してください。
お願い致します。

                                               平成15年2月5日

     市長への手紙3に続く